2017年5月17日 更新

第4回:「やりがい至上主義」はポピュリズムである〜連載・池田純一書評

12 view お気に入り 0
TEDの人気トークをもとにした「TEDブックスシリーズ」第5弾となる、バリー・シュワルツ『なぜ働くのか』。本書はアダム・スミスが提唱した効率化を批判することで「働き方」を問い直そうとするが、どうやらその試みは消化不良を起こしているようだ。著者の提唱する「アイデア・テクノロジー」の正体を明らかにすることで見えてきたのは、むしろ現代社会を覆うポピュリズムの源泉となった「遷ろうナラティヴ」である。
1 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

この記事のキュレーター

ragru管理者 ragru管理者

この記事へのコメント

コメントはまだありません

コメントを書く