2016年7月19日 更新

起業家の新たな生き方。大企業とベンチャー共創の時代へ。SOCIAL GEAR代表、佐藤俊介氏インタビュー。

「これからは大企業とベンチャーの共創の時代になる」。そう話すのは、Facebookのインサイトデータを活用した広告運用サービスを提供するソーシャルギアの代表であり、6月からはデジタルマーケティング、Eコマース、コンタクトセンターなどを展開するトランスコスモスの取締役CMOでもある、「さとしゅん」こと佐藤俊介さん。 今年2016年5月、トランスコスモスはソーシャルギアに追加出資を決定して完全子会社化し、佐藤さんをトランスコスモスの取締役CMOとして迎え入れました。10年前、佐藤さんは2年間のサラリーマン生活を経て1人で起業。そして10年後、創業50年、グループ全体で社員1万6000人、売上2200億円、世界に160の拠点を持つ東証一部上場の巨大企業の取締役になったのです。 現代ビジネスマンのサクセスストーリーではありますが、佐藤さんが目指すゴールは、起業家の新たな生き方として「大企業とベンチャーの共創の時代」にチャレンジをすること。繰り返す売却やIPOだけではなく、買収された大企業の経営にコミットして、大資本と優秀な人材を活かすことで、ベンチャーでは成せないより大きなチャレンジをしたいのだと言います。 その姿勢が本気であることは、6月のトランスコスモスの株主総会後に明らかになりました。佐藤さんは親会社であるトランスコスモスの株式を、約10億円分、個人で購入したのです。トランスコスモスとソーシャルギアが長期的に連携していくというお互いの意思表示ともいえる発表がなされた数日後、佐藤さんにインタビューを行いました。

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