今、日本の伝統工芸が息を吹き返しています。海外の有名ファッションブランドや、国内のアーティスト/デザイナーたちとのコラボレーションを皮切りに、その高い技術や自然と共生するような日本文化の独創性が海外で注目され始めているのです。特にここ1年は大きな波が来ており、19世紀の日本美術の世界的流行にも匹敵します。ファッション・ジャーナリストで、内閣府クールジャパン有識者会議委員を努める生駒芳子さんは、その仕掛け人の1人。今回は「時代を編集する」をライフワークとする生駒さんに「日本の伝統」をブランディングするために必要な視点について語っていただきました。
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